「これ、メーコーさんでも作れない?」から始まった|鉄道部品のセカンドサプライヤープロジェクト

「この部品、作れない?」という相談から始まった
今回メーコー工業に持ち込まれたのは、鉄道関連で使用される補強部品の製作についての相談でした。従来の調達先とは別に、この部品を製作できる会社を確保できないかという内容です。
長年同じ製作先から調達している部品でも、「この先も同じように作ってもらえるだろうか」と不安を感じることがあります。別の会社に依頼するとなれば、材料や形状に加えて、その会社が保有する設備で製作できるかどうかも確認する必要があります。
今回も将来の調達を見据えた相談でしたが、メーコー工業でも最初から加工できると分かっていたわけではありません。曲げ加工の経験はあったものの、今回使用する材料は、従来扱っていたものとは厚さや幅などの条件が異なっていました。
メーコー工業では、この相談に対して何を確認し、どのように製作方法を決めたのか。実際に加工を試すところから、試作品を形にするまでの取り組みを紹介します。
一見簡単に作れそうだった。しかし、問題が発覚

一見すると、普段扱っているものより厚い鉄材を曲げれば作れそうな部品でした。しかし、製作方法を検討する中で、「材料の厚さ」と「金型」という二つの課題が見つかりました。
今回の材料は従来扱っていたものより大幅に厚く、幅も異なっていました。材料の条件が変われば、曲げるために必要な力も変わります。これまでの曲げ加工の経験だけでは、今回も同じように加工できるとは判断できませんでした。
さらに、この部品を作るための専用の金型もありませんでした。材料を曲げることができても、求められる形状や深さに仕上げるには、どのような金型を使えばよいかを考える必要があります。
そのため、まずは「厚い材料をどのように曲げるか」「どのような金型で部品の形状を作るか」という二つの点から、製作方法の見通しを立てることにしました。

特注プレス機と金型の組み合わせで、試作を可能に

そこで着目したのが、別の用途で使用していた大型の特注プレス機でした。メーコー工業では、この設備であれば今回の厚い材料にも対応できるのではないかと考えました。
そして、実際の材料を使って曲げ加工を試した結果、加工できることを確認できました。
次に、求められる形状を作るための金型を検討しました。手がかりになったのは、もともと別の用途で使用していた金型です。これまでの加工経験から、その金型に手を加えることで、今回の部品製作に転用できそうだと見通しを立てました。
ただし、材料を曲げられることと、必要な深さまで加工できることは別です。プレス機と金型を組み合わせた状態で、加工に必要な高さや空間を確保できるかどうかも確認する必要がありました。
メーコー工業では、求められる部品の寸法を図面に起こし、最も深く曲げる部分に必要な高さと、設備内で確保できる空間を照らし合わせました。そのうえで、金型の加工に必要な寸法や材料を整理し、製作方法を具体化しました。
こうして既存の金型を加工・転用し、大型プレス機と組み合わせることで、目的とする形状の試作品を製作しました。加工できるか分からない状態から、手持ちの設備や金型を活用する方法を検討し、実際に試作品を形にするところまで対応した事例です。

製作を依頼するか判断できるよう、条件を整理します
代替製作に必要な工程や費用は、材料・形状・図面の有無などによって異なります。今回と同じ方法が、すべての部品に使えるわけではありません。
メーコー工業では、図面や現物など、お手元にある情報をもとに、製作できるか、どのような工程が必要か、どの程度の費用がかかるかを確認します。その内容を踏まえて、進め方をご相談いただけます。相談後すぐに製作へ進むのではなく、個別の条件を確認したうえで、製作方法を検討します。
代替製作先や、廃番・旧部品の製作についてご相談ください
製作先が見つからない、作り方が分からないなど、こんなお悩みはありませんか。
既存の製作先に代わる会社を探している
廃番になった部品や古い部品を製作できるか確認したい
図面はあるが、製作を依頼できる会社が見つからない
現物しかなく、同じような部品を作れるか分からない
必要な部品は分かっているが、製作方法が分からない
図面・現物・写真など、お手元にある情報からご相談いただけます。「これと同じものを作れないか」「別の会社でも製作できるようにしたい」といった段階でも、まずはメーコー工業へご相談ください。










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