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鉄加工と縫製のモノづくり

50年以上にわたる金属加工、金型設計・製造、溶接のノウハウを活かし顧客の要望を実現する製作をいたします。

海外調達していたベンチフレームを、金型なしで国内生産へ切り替えた製作事例

  • 22 時間前
  • 読了時間: 4分

海外から調達していたベンチ用フレームについて、国内生産へ切り替えたいというご相談をいただきました。





海外調達では、仕様ごとの必要数と発注ロット、納期を合わせることが難しくなる場合があります。今回、メーコー工業ではレーザー加工機を活用して金型を作らずに製作し、必要な仕様・数量に合わせた国内生産へ切り替えました。


さらに、初回量産で発生した曲げ加工の問題を専用治具の製作によって改善。その製作経験を、後にご相談いただいた別仕様のベンチフレーム製作にも活用した事例をご紹介します。




海外調達は、仕様・数量・納期を合わせることが難しいケースが多い


ご相談いただいたベンチ用フレームは、それまで海外から調達し、国内で座面を張って組み付け、完成品として出荷されていました。


製品には2人掛け・3人掛け・4人掛けがあり、それぞれに肘あり・肘なしの仕様があるため、全部で6仕様があります。

案件によって必要となる仕様や数量が異なる一方、海外調達では発注ロットや輸送にかかる期間も考慮する必要があります。そのため、仕様ごとの必要数と発注ロット、納期を合わせることが難しくなっていました。


そこで、必要な仕様・数量に合わせて製作できる国内生産への切り替えについて、メーコー工業へご相談いただきました。









レーザー加工により、金型を作らず国内生産へ





国内生産へ切り替えるうえでポイントとなったのが、座面を受けるステーの製作です。


この部品は複雑な形状をしており、従来の製作方法では金型が必要となる部品でした。

金型の製作には時間と費用がかかります。また、数量や仕様が確定していない製品では、途中で寸法や形状が変わると金型の作り直しが必要になる場合があります。


メーコー工業ではレーザー加工機を使用することで、金型を作らずに必要な形状を鋼板から切り出しました。

支給された図面をもとに、レーザー加工に必要なデータを社内で作成。金型を仕様ごとに用意することなく、必要な仕様・数量に合わせて製作を進めました。




初回量産で発生した曲げ不良を、専用治具で改善


初回の量産を進める中で、座面を取り付けるステーの曲げ位置にばらつきが発生しました。


この部品は、座面を取り付ける2つの受け部が独立しており、それぞれを曲げて位置をそろえる必要があります。そのため、量産するには曲げる位置と方向を安定させる必要がありました。


そこで、曲げ位置と方向を一定にするための専用治具を社内で製作しました。


治具を使用することで曲げ加工を安定させ、量産を継続できる状態に改善。その後、溶接・歪み取り・塗装・検品・梱包まで行い、納品しました。


また、4人掛けのフレームは2m級の長尺品となりますが、これまでの家具・什器フレームの製作経験や協力先を含めた体制を活用し、後工程まで対応しています。







初回量産の経験を、別仕様のベンチフレーム製作に活用





その後、同じ発注元から、基本構造の近い別仕様のベンチフレームについて製作のご相談をいただきました。


今回求められたのは、座面全体の高さ変更に合わせて、金物部分を10mm高くすることでした。


そこで、以前製作したものをそのまま流用するのではなく、座面を受ける部分を10mm高くした仕様として新たに製作。変更に合わせて図面を見直し、レーザー加工用のデータと曲げ寸法も作り直しました。


量産前には、まず1台分を試作しました。発注元で実際に組み付けて高さや仕様を確認していただき、承認後に残りの製作へ進みました。


基本構造が近かったため、初回量産で把握した曲げ加工の特性や注意点を生かすことができ、以前製作した治具も活用できました。そのため、別仕様のフレームについてもスムーズに試作から量産へ進めることができました。




海外調達品の国内生産切り替えや、金型を作る前の試作もご相談ください


今回の事例では、海外から調達していた部品を、レーザー加工によって金型を作らず国内生産へ切り替えました。


また、量産中に発生した曲げ加工の問題に対して専用治具を製作して改善。その経験を、後に相談された基本構造の近い別仕様のベンチフレーム製作にも活用しています。


メーコー工業では、今回のような製作経験をもとに、次のようなご相談に対応しています。


  • 海外調達している部品を国内生産へ切り替えたい

  • 金型を作る前に、少量・試作から製作したい

  • 既存製品の寸法や部品、仕様を変更したい


支給図面をもとに、加工に必要なデータを社内で作成することも可能です。図面や仕様、必要数量などを確認し、製作方法や製作可否、納期を検討します。


金型を作るほど数量が確定していない製品や、仕様違いを必要な数量だけ製作したい場合、まず1台・少量を試作してから量産へ進みたい場合にも対応方法を検討できます。


レーザー加工だけでなく、加工途中で必要となる治具の製作や工程改善、溶接・塗装・検品・梱包まで含めて対応します。


海外調達している部品の国内生産や、既存製品をもとにした寸法変更・別仕様での製作をご検討の場合は、メーコー工業へご相談ください。


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